2012年7月16日月曜日

羊蹄山へ。

そうです、山小屋泊で行ってきました、登って降りてきました。
北海道の象徴、羊蹄山!!!

いつかは登りたいと思っていましたが、チャンスは突然やってくる。
ちょうど予定もキャンセルになり、行こうと思いきや、持ってるザックは60Lで見栄えはいいが、しょって登山には向かないし、ポールの先端の付け替えがないし、、、で考えましたが、50Lザックも、ポールも友人が貸してくれてお山のエキスパートである彼女と一緒に羊蹄山まで無事行って帰ってきました。







 登山口。12:09登頂開始。1~10合目まで、おおよそ4時間半。(と書いてあったらしいです)出発〜〜〜。


 1~2合目の間にある、風穴。風の抜け道なのかなぁ、、、、。



2合目。けっこうな急勾配です。


でかい虫のような巨木。
山あじさいが咲いてます。
夜になったら動いてそうです。









5合目、実はかなりキツい。ここからがさらにキツい。
 ので、余裕あるフリしてポーズです。



雲海の上に出ました。上は快晴です。キラキラしてます★







アンヌプリが見えてきました。




ここを登った上に目指す山小屋がある。



残雪






無事山小屋着。
一泊800円。他に貸し毛布200円、寝袋300円、(わたしたちは寝袋持参)、飲食に使える水は湧き水があるようでした。
登りで飲んだ水は1L,人により差はあるかと思いますが、登り用に1Lは必要かも。
帰りは0.5Lくらい。
トイレはトイレットペーパー持参。































 こあとの横一直線に広がる茜色のラインも見事な美しさでした。(わたしはすでに寝袋入りで窓から眺めてました)

そして、夜何時かわからないけれど、窓のそとの北斗七星の大きさに、思わず着込んで外へ。。。。見事な満点の星空が広がってました。
美しく、ただ美しく、星たちはそこにありました。
天の川のうつくしいこと!!

忘れられない一生の宝物になりました。

宇宙と自然、自転を感じてました。


翌朝、2時過ぎから2階も1階も用意をし出す音。
ほとんど寝れてないわたしはなかなか動けない、、、
そうです、みな登頂からのご来光を見にいく準備をしています。
日の入りは4:15(偶然お会いしたクミちゃんのお知り合いの方がおしえてくれました)

みながっちり着込んで、ヘッドランプをつけて登頂準備です。
小屋からお鉢まで1時間少しかかるそうです。

最後の方でわたしも用意して後に続きましたが、
具合がよくないことを懸念してやめようと即断。
引き返す道すがら嘔吐しそうになってました。
高山病なのかな、頭痛もしてました。
ふと山の上を見るとキレイなお月様が輝き放ってました。

小屋に戻り寝袋に収まりました。

5時過ぎにクミちゃんが戻ってきました。
夜中からトイレのニオイが部屋に流れてきて実はかなり具合悪くなってました。
朝もつらかったな。寝袋から顔を出せない。まぁ、こればかりはしょうがない。
おトイレがあるだけでも有り難い。
、、、、小屋泊の場合は、1Fの奥がおすすめかもしれません。

朝日が昇る瞬間を見ることはできませんでしたが
気持ちのいい朝です。



くみちゃんがコーヒー豆をミルしてドリップしてくれました。山の上でひきたてコーヒー、おいしい〜♬ありがとう。
ちゃっかり同席の若者チームの男子に豆ひいてもらってました。
朝日を見ながらの朝ご飯タイム、たのし。

このあと、お向かいに座った山のエキスパートさんたちの会話が相当面白い。
『若い時は道具から入るけど、年とるといいわけから入るようになった』って。
みんな大爆笑でした。






きょうもいいお天気になりそうです。
下山開始、7時頃、かな。





11時、無事下山。
足が、ガクガクです。
がんばりました。
クミちゃん、素晴らしい時間をどうもありがとう。


 下から見上げる羊蹄山。
大き過ぎてカメラに収まりません。
さっきまであそこを歩いてたのか、と思うと感慨深い。。。。

羊蹄山、おっきい〜〜〜〜。
抱かれてきました。
山を登るときは、瞑想に近いように感じます。
何も思考が働かない。

そして苦しい。。足も、心臓も苦しい。
少し登っては休む。の繰り返し。
慎重に足を進めていく。

苦しいから到達点でのあのスッキリ感があるのでしょうね。

帰りは荷物も少し軽くなり(飲食分)
歩くスピードも行きより1時間短縮の4時間。行きは5時間かかりました。

足に力も入らなくなり、滑って肘をぶつけてただ今青タンに制作中です。

たくさんの人がきょうも登山していました。
人は何故登るのでしょうね。そこに山があるからでしょうか。。。。

そういえば昨日すれ違った人と、きょうもすれ違いました。
2日続けて羊蹄登山日帰り、って凄いなぁ。

走ってる人もいたり(2名)

彼に荷物持ってもらってる女子も2名、

団体さん、

子ども連れ、

老夫婦、熟年夫婦、若夫婦、カップル、男子グループ、女子チーム、
同好会などなど、様々な人たち。

山は全ての人たちに平等にあります。
普遍的な存在、なのかな。

山からいただいたエネルギーを明日からの力に。

下山後は京極温泉で疲労した筋肉を癒してきました。

明日の海の日、みなさんもよい一日を。


0 件のコメント:

コメントを投稿