2011年6月2日木曜日
ベトナムを想う。
きのう、ベトナム物語を最初から読んでみました。
8時間、要しました。
2年間の記録。
一気にベトナムへと戻っている自分がいました。
反省点はもちろんある。
ひとりよがりみたいな時もあった。
そしてその時はほんとに毎日精一杯向き合っていたのだなぁと、感じました。
毎日あんなに頑張ってたんですね。
札幌での生活は、学校は週に4回、行って教えています。
メイクコースで何か問題があっても、同じコースの先輩や同僚がいつも側にいてくれる。
授業の入っている日は、けっこうぐったりと疲れます。
7クラスを一週間で見ています。
かなり集中して学生を見る力が、帰国してからついたように感じています。
集中したその分、ぐったりするのでしょう。朝も早起きしてますし。
また、怒らなくなりました(笑
今の日本の学生達が『ゆとり教育』で育てられてきている、というのもあるのでしょうか。
他の経済発展国もそうなのでしょうか。。。。
実は未だ、帰国後にフリーの仕事をとっていません。
きのうからのブログを読んでいて、何故まだ動けないでいるのか、力が入らないのか、原因のひとつが見えた。
充電中なんですね、今は、きっと。
ベトナムで毎日あんなに気張ってたら、そりゃ疲れるってもんですよね。
何にあんなに抵抗していたのかとも思える日々もありましたね、読んでると。
けっこう走ってましたね、そして息を苦しくさせていた。
そのおかげか、今は気持ちがストン、と楽なんでしょう。きっと。
何にも、抵抗や、気負いみたいな余計な力がかからないでいいかんじだと、自分で思えます。
そして今わたしは、ベトナムを、ホーチミンでの日々をとても恋しく思えています。
ベトナムでの仲間、同じ日本人の同僚、上司、関連会社の方々の存在をとても愛おしく感じています。やっぱり、やり直したい、そう思うものですね。
海外で生活した中で培われたものが何だったのか、こうして帰国して生活してみると、だんだんと明確さを伴って、わたしの考えや行動へと反映されてきます。
そしてそれらは間違いなく、日本の学生たちへも反映されていることでしょう。
ベトナムへ行けて、よかった。
仕事してこれて、ほんとによかった。
かげがえのない友達も、できました。
ヨガの資格もとれました。
そのどれもがホーチミンでなければ、出会えないものでした。
実は、体の調子がひと月以上、よくありませんでした。
そうとう鼻がやられていたようです。
お薬を飲んだら、味覚&嗅覚がマヒもしました。
体が浄化してる、そう思い、自然にまかせることにしていると、だんだんよくなり、
極めつけは整体での調整。
体が悲鳴をあげていました。引っ越しなどで相当疲れてもいたのでしょう。
その晩は死んでましたが翌朝にはスッキリでした。
体がそうやって反応してくれてよかった。
(めんどくさい性質なんだと思うけど、笑)
実は3kg、太ってました。
ホーチミンは、ベトナムはわたしにとって、愛着のある特別な場所になりました。
今なら『ベトナムは好き?』と聞かれたら、『とっても好きよ、いつでも、帰りたいほどに』って、答えるでしょう。
ベトナムには地震はないけど、原発、心配です。
脱原発社会を祈って。
2011、6、2、札幌にて
今、札幌校付近、大通り公園ではライラックの花が美しく咲いています。
とてもいい香り。色もピンク、紫、白、パステルピンクと、他にも街には今花が一斉に咲き始めました。さて、札幌で、もう一花、咲かせましょうか。
みなさん、ほんとうにいつも、ありがとうございました。
感謝。
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